防波堤釣りの基本 釣れる時間帯の見つけ方

釣りには基本、セオリーが存在します。

いくら、道具や仕掛けが上等なものを使っても、今釣れているものを釣れる方法で狙わなければ、釣れないですよ。そのセオリーのひとつ!時間帯
解りやすく言えば、朝まず目、夕ま目の「まずめ時」が釣りやすい時間帯です。

まずめ時に釣れるのは・・・

まずめがよく釣れる理由は、すでに先人の方々が言っています

魚が捕食するエサが大量に出る時間帯であるから

おそらく、この理由が一番妥当であり魚の本能的に染み付いてる体内遺伝子であると思います。
具体的にいうと、植物性プランクトン→動物性プランクトン→ゴカイなどの類→小魚・甲殻類→中魚→大型魚といった食物連鎖が起きている時間帯なのです。

日光の灯りとともに活動性が高まる「プランクトン」これをエサにする動物たちをさらに大型魚狙いますから、釣り針のついたエサも捕食されやすいということになります。

この説明を聞くだけでも、つれそうな気がしてきませんか?

まずめ以外で釣れる時間帯

朝、夕まずめで釣れることはよくわかった!では、そのほかの時間は釣れないのか?というと、そんなことはありません。磯釣りをメインでやる私たちは、まずめ以外の時間帯に大きな魚を釣る経験を多数行っています。ということは、まずめ時間でなくても集中して釣る必要がある。ということです。

その時間帯をどうやって見分けるの?

時間だけで釣れるのであれば、ここまで人気のある遊びにならないと思います。

防波堤で釣りをしているときにこの雰囲気を感じた経験は少ないですが・・・・隠岐などにいったとき、必ず訪れます。この瞬間・・・隠岐はデカイ一発が当たってくるので注意が必要です。

潮の流れが変わるとき

右にながれていた潮が左に流れだしたときや沖に出ている潮が手前にアタリ出したときに
アタリが多くなるときがあります。

この理由は、潮の向きによってポイントが移動しているので、自分の釣り座から釣りやすくなったのでアタリが出るということが多いです。大きな一発がくるいような変化ではないです。

潮の色が変わるとき

要注意です。
この場合、よくなるときと悪くなるときがあります。一般的に潮の色が濃くなるときは、要注意です。ガツンと大物が近くで当たってくるときがあります。

逆に 青くなったり、水色、緑っぽくなったときは、当たりません。まず休憩してもいいのではないでしょうか?

太平洋や隠岐のように暖流の近くで釣りをするような場合、潮の色が変わり少し暖かくなることがあれば、それ暖流の接近を意味します。暖流に乗ってくる魚も多いのでこれをチャンスと思い集中しましょうね。

サラシが大きくなったとき

これは、危険信号でもあるので必ず釣れるといっても、身の危険が迫るような場合では釣りをやめないといけません。サラシが大きくなると、釣り人をカモフラージュしてくれるので魚の警戒心が弱くなりエサを取られやすくなります。

しかし、サラシやウネリが大きくなるということは海が荒れてくることを意味します。近くに大きな低気圧があったりするとこの現象はおきますので、これは注意して片付ける勇気が必要です。

エサトリが消えたとき

いままで、エサがなくなっていたのに同じようにながしながら、エサが残っている場合、近くに大型魚が寄っている場合があります。この場合は、真ダイや巨グレ、チヌでは起きにくい現象ですが、起きないこともないので記憶していただきたい。

多くの場合が、大型回遊魚の接近を意味しています。ブリやヒラマサなどが近くで暴れだすと小型のエサトリが磯際から離れなくなりエサを取らなくなります。このとき、チャンス到来なので気をつけましょう

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